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オーストラリアの教育制度

2022年現在、オーストラリアには43大学(37校の公立大学・6校の私立大学)があります。日本の大学が781校に対し人口比でも1/4程度と大学数自体は多くありません。

ただ、オーストラリアでは独自の体系的な教育システムを導入している事もあり、世界大学ランキングの200位以内に10校程度が常にランクインしているほど水準の高い教育を提供しています。

オーストラリアの大学を選択する理由

https://daigaku.com.au/daigaku/wp-content/uploads/2017/09/brochure.pdf

1.高い教育水準

オーストラリアの大学は世界的に見て教育水 準が高いです。世界のトップ100大学に 6大学がランクインしているほどです (日本は5大学)。さらに英語での教育・学習過程を通じて、自然と世界水準の研究・論文に接する機会が増え、より広範囲で世界標準の教育を受けることができるといえます。また、AQF(Australia Qualification Framework)と呼ばれる、資格体系を明確にし、教育のレベルを体系的に管理することで、その高い教育水準を一定以上に保っています。

また、卒業後に国際的にも通用する会計学、看護学、教育分野のみならず、オーストラリアならではの海洋学、環境学、開発学、観光学なども世界的に最先端を行く教育を提供している大学が数多くあります。

​2.入学のしやすさ

オーストラリアの大学は、原則書類審査のみでの進学が可能です。日本の様に各大学別の試験対策をする必要もなく、アメリカのように難解な試験 (SAT/ACT、GRE/GMAT等) を受ける必要もありません。さらに、英語の推薦状を用意する必要もなく、高い教育水準に比べて入学しやすい環境が整っています。

オーストラリアの大学へ進学する際には、英語力の証明(基本的にはIELTS及びそれに準ずる英語試験の成績)と、日本の高校の成績証明書が必要となります。

それらが基準を満たしていない場合でも、一部の大学ではありますが、各大学附属(提携)している英語学校やファンデーションコース、州政府運営の教育機関(「TAFE」などの専門学校)を経由して、目的の大学に進学できる方法が用意されています。

3.比較的短期で学士取得が可能

オーストラリアの大学は学部にもよりますが、一般的に3年制です。オーストラリアの大学に入学するには、一定の英語力等が必要ですので、大学で英語を使って授業を受けられるレベルにまで英語力を鍛えることが必要になります。そのためのファウンデーションコース等を通じて英語力をつけますが、その期間を加えても大学・学科によっては4 年間で大学を卒業することができます。大学・学科によってはより短い期間での学士取得可能となっています。

​4.世界中の留学生との切磋琢磨

オーストラリアでは現在、国民の1/3が英語以外の200以上の言語が使用されており、同じように大学などの高等教育機関で100カ国を超える国・地域からの留学生が学んでいます。

世界でもまれにみるマルチカルチャーなこれらの留学生と机を並べて学習のみならず生活をすることで、英語・専攻の内容はもちろんのこと、文化の違いなどを学ぶことで国際感覚を磨くことができます。

 

日本での進学・就職も一つの道ではあります。

ただ、将来についてまだ漠然としていて卒業後のビジョンがない場合でも、一度留学について検討してみることを強くお勧めします。

なぜなら、せっかく同じ時間を投資し、同じ専攻科目に進むのであれば、オーストラリアでの進学を通じて、学位のみならず、現場で鍛えた生きた語学力を活かして日本・世界を舞台に就職できる機会を得ることができるからです。​

 

学校選びから、現地での情報などわからないことだらけだと思いますが、ココスでの相談を通じて、一つ一つ将来へのステップを明確にしていくことで、自分だけの将来設計のお手伝いができると信じています。


 

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​オーストラリアの大学への進学方法

オーストラリアは日本と教育制度が違います。

日本の大学の場合、基本的には高校卒業に合わせて4月が入学となります。

アメリカなどですと9月であるため、オーストラリアも同様だと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、オーストラリアはアメリカなどとも違い、基本的には2月・7月が入学時期となります。10月頃にも'Summer Semester'と呼ばれる3rd Semesterがあるのですが、他の開始攻めスターに比べ学部・学科が限定的となります。その為、希望の学科がない場合には原則2月・7月に入学する学生が大部分です。

違い

1.入学時期が違う

2.入試方法:センター試験などはなし。成績と英語。課外活動

​3月に日本の高校を卒業したあとに、オーストラリアの大学へ進学する方法は3つのパターンとなります。

 


日本の高校卒業後にオーストラリアの大学へ進学するには3つの進路パターンと語学学校からの進学方法があります。どちらの進学方法であっても、基本的に入試はなく高校の成績と英語力で合否判定が出されます。
 

日本の高校卒業後・・・

①大学準備コースのファウンデーションコース経由で大学へ進学する

②専門学校相当のディプロマコース経由で大学へ編入する

③直接大学へ入学する

そして、

④英語力が不足している場合は語学学校からファウンデーション・ディプロマ・大学本科に進学をする


それぞれの進学パターンについて解説します。
 

①ファウンデーションコース経由で大学へ進学する


高校卒業後、まずはファウンデーション(Foundation)コース経由で大学に入学する進路パターンです。

ファウンデーションコースとは「大学準備コース」と呼ばれ、その名の通り大学に進学するための準備コースです。

日本の大学1年相当の位置づけとなり、大学で必要となるアカデミック英語や思考方法、ディスカッションやプレゼンテーション、大学でのリサーチに必要なスキル、専門分野の基礎等を学びます。

 

【ファウンデーションコース対象者】
・大学直接入学を認めていない大学への進学を目指す方
・ディプロマからの編入ルートがない学部・専攻を希望する方
・直接入学やディプロマに成績基準が届かない方


例えば、メルボルン大学やクイーンズランド大学等のトップ大学は、日本の普通高校からでは大学直接入学はできません。ディプロマコースからの編入ルートもないため、ファウンデーションコースから進学を目指します。

また、国際関係学や言語学、社会学等が学べる人文社会学部進学もディプロマからの編入ルートが少なくファウンデーション経由が一般的です。

ファウンデーションの入学基準や期間はこちらのようになり、細かい条件等は学校によって定められています。

 

【ファウンデーション入学概要】
[入学基準]高校2年以上の学歴で一定の成績を修めていること
[英語力]IELTS5.5-6.0
[期間]8ヵ月-1年


ファウンデーションコースの詳しい授業内容や入学条件は、ファウンデーションコース(大学進学準備コース)とは?をご覧ください。

尚、オーストラリアではほとんどの学部が3年間なので、ファウンデーションを経由しても日本の大学と同じ4年で大学を卒業できます(一部の学部を除く)。

 

②ディプロマコース経由で大学へ編入する


日本で高校を卒業した後、専門学校相当のディプロマ(Diploma)コースで学び大学へ編入する方法もあります。

ディプロマコースの最大のメリットは、ディプロマで学んだ1科目-8科目を大学へ移行することができることです。科目移行数に伴い大学本科の単位を免除することができるので、その分、大学での勉強期間と学費を節約することができます。

ファウンデーションコースでは大学で勉強するための基礎を学ぶのに対し、ディプロマでは大学での専門に関連した内容により深く入っていきます。

例えば、経済・経営学部編入ができるビジネスのディプロマコースでは、マーケティング、経営学、会計学等の基礎を学びます。また、ディプロマコースでは、専門科目と並行してアカデミック英語の授業も開講されていることがあり、大学での学びに備えることができます。

 

【ディプロマコース対象者】
・大学直接入学を認めていない大学への進学を目指す方
・直接入学やディプロマに成績基準が届かない方


ディプロマコースは、通常大学編入用のコースを開講しているパスウェイカレッジで学びます。
 

・グリフィス・カレッジ→グリフィス大学編入

・UTSカレッジ→シドニー工科大学編入

・ディーキン・カレッジ→ディーキン大学編入

・SAIBT→南オーストラリア大学編入

・エディスコーワン・カレッジ→エディスコーワン大学編入 等

ご注意点としては、すべての大学・学部でディプロマ編入ルートが使えるわけではありません。

また、一部大学・学部では州立専門学校のTAFE(テイフ)からの編入ルートもありますが、TAFEのコースは編入用につくられているわけではないので慎重に計画を立てる必要があります。

ディプロマの入学基準や期間はこちらのようになり、細かい条件等は学校によって定められています。

 

【ディプロマ入学概要】
[入学基準]高校3年以上の学歴で一定の成績を修めていること
[英語力]IELTS5.5-6.0
[期間]8ヵ月-1年

ディプロマにはステージ1と2のコースが開講されている場合もあり、通常高校卒業の学歴で入学するのはステージ2です。

また、Group of 8校(名門トップ8大学)の中で編入ルートが該当するのは、西オーストラリア大学アデレード大学です。

アデレード大学への編入コースはディプロマではなく「ディグリートランスファー(Degree Transfer)」と呼ばれています。

 

③直接大学へ入学する


日本の高校の成績次第では、高校卒業後にファウンデーションやディプロマを経由せずに直接入学ができる大学もあります。
 

【大学直接入学対象者】
・高校の成績が優秀で直接入学を認めている大学へ進学を目指す方


日本の普通高校卒業後、直接入学を認めている大学はこちらです。直接入学ができる大学一覧は「高卒で直接入学ができるオーストラリアの大学」をご参照ください。
 

・グリフィス大学(ブリスベン・ゴールドコースト)

・サンシャインコースト大学(サンシャインコースト)

・マッコーリー大学(シドニー)

・ウーロンゴン大学(シドニー)

・スウィンバーン工科大学(メルボルン)

・ラ・トローブ大学(メルボルン)

・タスマニア大学(タスマニア)

・フリンダース大学(アデレード)

・マードック大学(パース) 等


大学直接入学の入学基準や期間はこちらのようになり、細かい条件等は学校によって定められています。
 

【大学直接入学概要】
[入学基準]高校を優秀な成績で修了していること
[英語力]IELTS6.0-6.5
[期間]3年-4年


大学直接入学のご注意点としては、直接入学が必ずしも良いとは限らないことです。

ファウンデーションやディプロマは、日本の高校からオーストラリアの大学への移行期間として勉強の準備もできますが、大学直接入学では最初から大学での専門を学ぶことになります。

また、ファウンデーションやディプロマは少人数で先生も学生一人ひとりの状況を把握しやすい一方、大学では一気に学生数が増えます。

オーストラリアの教育スタイルに慣れる意味でも、人によってはファウンデーションやディプロマ経由のほうが勉強がスムーズになる場合もあります。

 

④英語力が不足している場合


ファウンデーション、ディプロマ、大学直接進学、どちらの進学パターンの場合も定められた英語力条件をクリアしなければ入学することができません。

英語力条件を満たす方法は2つあります。

 

IELTS(アカデミック)等で条件を満たす

オーストラリアでは英語力証明として一般的にIELTSが利用されており、TOEFL iBTやPTE Academic等も証明として使うことができます。

これらの試験で入学に必要なスコアを取ることで、英語力条件をクリアすることができます。

 

語学学校から進学をする

大学付属や提携の語学学校で学び条件を満たす方法もあります。

語学学校の進学用コースで必要な成績を修めることができれば、IELTS等がなくても英語力条件を満たすことができます(語学学校からの「パスウェイ」と呼ばれています)。

①大学付属語学学校からの進学
クイーンズランド大学はクイーンズランド大学付属(ICTE-UQ)、RMIT大学ならRMIT大学付属といったように、大学に付属した語学学校があります。

大学付属のブリッジングコースや進学英語コース等の進学用英語コース(学校によってコース名は変わります)で学ぶことにより、大学進学の英語力条件を満たすことができます。

②提携語学学校からの進学
私立の語学学校の中には、大学と提携をして進学用の英語コースを開講しているところもあります。

語学学校によって提携先は異なりますが、例えば、ナビタス・イングリッシュは進学提携を多く持っています。

語学学校経由での進学の場合、英語力によって語学学校での就学期間が決まります。英語力はIELTSやTOEFLで確認をするか、語学学校によってはレベルチェックテストを日本で受けて確認をすることもできます。

多くの大学付属語学学校では5週間サイクルの授業カリキュラムを持っており、IELTS0.5ポイントアップには10週間の勉強期間が一般的です。

 

例)IELTS5.5が条件のディプロマコースへ進学をする場合。

・IELTS4.0:30週間の勉強期間

・IELTS4.5:20週間の勉強期間

・IELTS5.0:10週間の勉強期間

※実際はリーディング・ライティング・スピーキング・リスニング各セクションの得点によっても、勉強期間が変わります。


進学スケジュールは、進学先の入学日に合わせて語学学校の日程を組みます。
 

【語学学校からの進学ご注意点】

✔大学進学を目指すには大学付属か提携の語学学校から
オーストラリアに語学学校はたくさんありますが、どの語学学校でもよいわけではありません。

大学付属以外や提携外の語学学校から進学を目指す場合は、パスウェイを使うことができずIELTS等で必要得点を取得しなければなりません。

✔英語力証明が必須のコースも
進学するコースによっては、大学付属や提携の語学学校で学んでも英語力証明が必須になる場合もあります。入学条件で高い英語力基準が設定されている教育学部や医療系のコース等は、パスウェイが使えないこともあるのでご注意ください。

✔大学本科・ディプロマ・ファウンデーションで提携が異なる場合も
例えば、メルボルン大学提携語学学校のホーソン・メルボルンは、メルボルン大学本科への進学はできますが、ファウンデーションコースへのパスウェイはありません。

大学付属や提携語学学校でも、どちらのコースに進学をするかによってどちらの語学学校で勉強するかが変わります。

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