

永住ビザについて
ここでは、オーストラリアで取得可能な永住ビザの一部をご紹介します。
これ以外のビザに関するご相談についても承っておりますので、ご不明な点等ございましたら弊社までご連絡ください。

subclass 186
雇用主指名永住ビザ -Employer Nomination Scheme Visa
頭文字をとって”ENS”と呼ばれているビザです。申請タイプ(Stream)は3種類ですが、一般的には457/482ビザを受けて働いている雇用主の下で、フルタイム(正規雇用)で2年以上働いている場合に申請が可能になるビザです。
また、Direct Entry(DE)という申請タイプでは、3年以上の職歴を積むことによって永住権の可能性が出てくるビザになります。いずれにしてもスポンサーが必要です。
Core Skilled Occupation List (CSOL)と呼ばれるオーストラリアで必要とされている職業リストから申請可能となります。
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関連実務経験:3年以上
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申請費用: $4,770
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指名の必要性:オーストラリア国内の一定の条件をクリアしている雇用主からの指名
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年齢:45歳未満
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英語力:IELTS基準 each 6.0 以上 / PTE each 50 以上
*または同等の英語力が必要 -
対象職種:Core Skilled Occupation List (CSOL)
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技術審査:業種ごとに定められた審査機関によるスキルアセスメントに合格する
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ポイント制度:適用なし

subclass 189
技術独立永住ビザ -Skilled Independent visa
"Independent"との名前になる通り、州または雇用主のスポンサーを必要とせずに、自力での取得が可能なビザになります。
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関連実務経験: 1年以上 *ポイントによる
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申請費用: $4,765
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指名の必要性: なし
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年齢: 45歳未満
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英語力: IELTS基準 each 6.0 / PTE each 50 以上
*または同等の英語力が必要 -
対象職種: MLTLLSリスト
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技術審査: 職種ごとに定められた審査機関によるスキルアセスメントに合格
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ポイント制度: 適用あり
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ポイント計算はこちらから
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Expression of interest (EOI)を提出→移民局からInvitation Letter(招待状)を受け取らなければビザ申請ができません。

subclass 190
技術指名永住ビザ –Skilled Nominated visa
上記の189ビザを申請するにはポイントが不足している場合に、オーストラリア州・準州よりNomination(招待)を受けることで追加されるポイントを得て、申請できるようになるビザです。州ごとに不足している職業群は異なり、毎年のように変更がされるため、各州が必要としている職業群を知ることがポイントです。
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関連実務経験: 1年以上 *ポイントによる
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申請費用: $4,770
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年齢: 45歳未満
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英語力: IELTS基準 each 6.0 / PTE each 50 以上
*または同等の英語力が必要 -
対象職種: STSOL, MLTSSLリスト
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技術審査: 業種ごとに定められた審査機関によるスキルアセスメントに合格
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ポイント制度: 適用あり
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ポイント計算はこちらから
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Expression of interest (EOI)を提出→移民局からInvitation Letter(招待状)を受け取らなければいけません。
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Nominationを州政府から受ける*Nominationの基準は州で異なる
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Expression of interest (EOI)を提出→基本的には、移民局からInvitation Letter(招待状)を受け取らなければビザ申請ができません。

subclass 191
雇用主指名永住ビザ –Employer Nomination Scheme Visa
このビザは2022年11月6日より申請が開始しました。下記に載せておりますビザ491/49が2019年11月6日より新設され、”3年間の居住及び就労”の条件を満たすことで申請が可能です。
このビザを申請する際には、ビザ491申請の際に必要である、州政府スポンサー・親戚スポンサー等は別途必要ありません。
・申請費用: $490

subclass 491
地方移住技術就労ビザ
– Skilled Work Regional (Provisional) visa
このビザは、上記で説明した二つのビザ 189/190の申請をするにはポイントが不足する場合に、選択できるオプションとして申請が可能なビザになります。
州政府のスポンサーを受けることで、追加で15ポイントが得られます。もしくは特定エリアに親戚が永住者・市民権保持者として在住している場合、スポンサーとなってもらうことでも追加で15ポイントを得られます。
永住ビザではないため、永住権を申請するためには、①スポンサーを得たエリアに最低3年間在住し、②3年以上完全雇用にて法律で規定された年収を受ける、という条件等を満たせば永住ビザである191の申請が可能です。
永住ビザではないものの、Medicareカードが発行されるためOSHCなどの保険加入が不要となります。
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関連実務経験: 1年以上 *ポイントによる
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申請費用: $4,770
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年齢: 45歳未満
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英語力: IELTS基準 each 6.0 / PTE each 50 以上
*または同等の英語力が必要 -
対象職種: STSOL, MLTSSL, ROLリスト
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技術審査: 業種ごとに定められた審査機関によるスキルアセスメントに合格
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ポイント制度: 適用あり
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ポイント計算はこちらから
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Expression of interest (EOI)を提出→基本的には、移民局からInvitation Letter(招待状)を受け取らなければビザ申請ができません。

subclass 494
地方政府認可雇用スポンサービザ
- Skilled Employer Sponsored Regional
2018年まで申請が可能であった、地方型永住雇用ビザ”Regional Sponsored Migration Scheme subclass:通称RSMS”(187 visa)の代わりとして、地方政府認可雇用スポンサービザSubclass 494 Skilled Employer Sponsored Regionalが新設されました。
オーストラリア国内の地方エリアにて完全雇用(Full Time)ジョブオファーが得られた場合に申請が可能です。
◎ビザの有効期限は5年間
◎申請Skillが494Skill Listに掲載されている事
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関連実務経験:3年以上
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申請費用: $4,770
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年齢: 45歳未満
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英語力: IELTS基準 each 6.0以上
*または同等の英語力が必要 -
対象職種: SOLリスト
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技術審査:スキルアセスメント必須
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Medicare に加入可能
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Expression of interest (EOI)を提出→基本的には、移民局からInvitation Letter(招待状)を受け取らなければビザ申請ができません。