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大学卒業後の進路
オーストラリアへの大学留学を検討される方が、悩まれる内容の一つに「留学後になにをするか、何ができるか」だと思います。卒業後の選択肢について、見ていきましょう!
【大学留学後の進路】
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卒業ビザ(485ビザ)を取得して就職する
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オーストラリアで追加で進学する
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プロフェッショナルイヤーを選択する
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ワーキングホリデービザを取得する
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日本に帰国する
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その他の国へ留学・移民する
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オーストラリア留学に関する相談はKOKOSへ
オーストラリアの大学卒業後の進路についてみてみよう
オーストラリアへの大学留学を検討される方が、悩まれる内容の一つに「留学後になにをするか、何ができるか」だと思います。
英語を勉強するだけなら語学研修を長期で行うなどの方法もあるなか、留学生として高い学費と大切な時間を投資したはいいけど、それに見合うアウトプットが留学する意味がないともいえるでしょう。
せっかく大事な数年をオーストラリアに使うからには、「何のため」というキーポイントを押さえておくことは大前提だと言えるでしょう。
早速、日本からオーストラリアに渡り、大学を卒業した人たちの進路を見ていきたいと思います。
そうすることで将来の自分自身の姿を想像してみてください。
※永住や就労ビザに関しては毎年のように法律等の変更があるため、留学をご検討の方はまず一度、最新の情報をココスまでお問い合わせください。
・卒業ビザ(485ビザ)を取得して就職する
人気の高い選択肢は卒業ビザを取得し、現地就労をすることです。
卒業ビザとはオーストラリアで2年以上のコースを終了した学生が、一定期間オーストラリアに自由に滞在・就労できるというもの。卒業ビザにはGraduate work streamとPost-study work streamの2種類あり、学生が修了した学位によってどちらを取得できるか決まります。
大学を卒業した場合はPost-study work streamを申請することになり、この卒業ビザで滞在できる期間は2-4年です。地方の大学を卒業した場合はさらに1-2年が加えられることもあります。
このビザは永住権を取得するためのステップともされており、現地での就労経験を得たりビザのスポンサーとなってくれる会社を探すための期間を得ることができます。
永住権を目指していない人でも、現地で働いてみたいという方や卒業後にもう少しオーストラリアに留まりたいという方にはおすすめです。

・オーストラリアで追加で進学する
別のコースに進学するというのも多くの人が選ぶ道です。
大学で学んでみて、その分野をより追求したくなったら大学院に進むのもいいでしょう。さらに別の分野が学びたくなったという場合、卒業した学部が専攻したい分野と関連していなくても入学できる大学院コースもあります。
一度オーストラリアの大学で学んだ経験があれば、言語や教育システムにも慣れているため、どのコースでも学びやすくなります。
別のコースを始める際は新しい学生ビザやOSHCを更新する必要があるので注意しましょう。

・プロフェッショナルイヤーを選択する
会計、工学、IT関連の学位を取得している場合、プロフェッショナルイヤーと呼ばれる1年間のコースを学ぶことができます。
コースの費用は8,000ドル〜15,000ドルほどで、コース内容は学部で学んだ内容の実践やオーストラリアで働く上で必要な知識・スキルの習得など。週末のみのコースもあるので、すでに就職が決まっている人は仕事とコースを両立することもできます。
大学を卒業してから現地就職しても、オーストラリア特有の労働環境・文化についていけず母国に帰ってしまう人は多いです。このコースを卒業することでそのギャップを埋め、オーストラリアの企業で即戦力として働くことができるようになります。
このコースの最大のメリットはコースを修了することで、永住権取得のためのポイントが5点加算できること。
ポイント制の永住権は競争率が激しく、5点が永住権を取得できるかできないかを左右することもあります。
大学卒業後に永住権取得を狙っている方は注目すべき選択肢です。

・ワーキングホリデービザを取得する
大学を卒業した後でも、申請時に18歳から30歳までの方はワーキングホリデービザを取得することができます。
ワーキングホリデービザは12ヶ月の滞在と就労が可能で、同じ雇用主の元で最長6ヶ月まで就労することができます。
さらに最長4ヶ月まで就学またはトレーニングも可能です。
大学を卒業した場合はより自由度の高い卒業ビザを取得できるため、ワーホリビザを選ぶ人はあまりいないようです。
しかし卒業ビザは基本的に一度しか申請できず、英語力やコース期間の条件もあります。卒業ビザを申請できなかった場合の第二のオプションとして考えてみてはいかがでしょうか。
・日本に帰国する
一番多い道はやはり、日本に帰国するということです。
卒業後にやっぱり日本に住みたいと思った場合や、卒業後に滞在できるビザがない方などがこの道を選びがち。
実践的な英語力を身に付け、国際基準の専門知識を得た留学生は日本に帰っても様々な企業から重宝されます。さらに留学中は大変なことや辛い壁に直面することが多いですが、そんなことも乗り越えてきた経験はどこでも活かせます。
オーストラリアで長く生活していると、感覚を日本に戻すことが難しいという人もいますが、多くの留学生が外資系の企業に就職したり、起業をするなどキャリアを積んで成功しています。
オーストラリアを発つと決めたら、家具や大きな私物で売れるものは売って身軽で帰れるようにしましょう。さらに家や光熱費、銀行などの解約手続きや公的な手続き、料金の払い忘れなどがないようにしましょう。

・その他の国へ留学・移民する
オーストラリアでの生活に終止符を打って、他国での新しい生活をスタートすることもできます。他国でまた何かを学んだり、ワーキングホリデーの制度を使って働くことで、新たな経験や広い視野を持つことができます。
オーストラリアで取得した学位を活かして他国で就職するということも可能です。
オーストラリア生活を経験した後だから分かる他国の特徴や、離れてみて分かるオーストラリアの良さを見つけられるかもしれません。
